今週の新聞や雑誌で、最も露出が多かった人は、
おそらくは荒川静香でしょう。
手元にある雑誌も、多くのページを彼女のために割いています。
先ほどまで、喫茶店でスポーツ雑誌を読んでいたんですが、
やはり、荒川の露出は群を抜いていました。
雑誌のページをめくりながら、
女子フィギュア選手たちの演技を思い返していました。



振り返ると、フリーの演技をまともに演じ切れていた選手は、ほとんどないかったんですね。
その中で、荒川は自分の力を出し切ることができた極めて少ない選手の中の一人でした。
フィギュアのシングルのルールは以下の通り。
男女シングル
ショートプログラムは最大2分50秒まで、男子フリーは4分30秒、女子は4分
ショートプログラムとフリーの合計点で順位を競う
前半ショートプログラムで24位までが後半フリーに出場できる
やはり、女子フリーの
4分間は、やや過酷すぎるという感じですね。
コーエンも、スルツカヤも、崩れてしまったけれど、
これが、3分30秒だったら、どうでしょうか。
そんなことを思ったりもしました。
みんなSPのほうが、緊密でいい演技をしていましたね。
女子フィギュアは、氷上の華ですが、美しさの背景には、
過酷な心身両面での負担があります。
あの実力ナンバーワンのスルツカヤでさえ、
「この氷が全部溶けてしまったら、滑らなくてすむのにと思うこともある」と語っているほどです。
まあ、そんな過酷な競技の頂点に立ったのが、
荒川静香なのですから、もういくら賞賛しても、しすぎることはないわけですね。
後半では、荒川が勝利を勝ち得た理由について、
まとめてみたいと思います。
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