テレビ番組情報誌を開くと、一番大きな扱いを受けているのが、SMAP香取慎吾が主演する「薔薇のない花屋」のようです。
それは当然かもしれません。なぜならフジの月9という黄金枠であり、キャストも豪華だからです。
早くも、視聴率のトップは前クールの「ガリレオ」に続き、月9がとるとの前評判も。
しかし、スタッフや物語をチェックしていると、1番の人気作になるかもしれないと思いつつ、ひょっとすると大きな落とし穴が待っているような気が…ninkiranking
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配役はまさに豪華です。主演が香取慎吾、ヒロインが竹内結子、
また他作品で主役を演じたことがある釈由美子、松田翔太も出演。
若手の中では芸達者で知られる本仮屋ユイカの他に、寺島進、三浦友和、池内淳子というベテランが脇を固め、完璧とも言えるキャスティングです。
ストーリーは、妻を亡くして以来、娘と2人で暮らす英治(香取慎吾)は花が好きだった妻を思い、懸命の努力の末にようやく花屋を持つことに。
そんな英治の店に、ある日、美桜(竹内結子)という盲目の女性が雨宿りのために駆け込んでくる。同情をきらう美桜は英治の差し出すタオルをはねのけるが…。
ヒューマンドラマとラブストーリーを合わせたような物語ですから、幅広いファン層に受けそうですね。
オリジナルの脚本を書き下ろしたのは、天才・野島伸司(以下制作スタッフの敬称を省略)。
演出は「ひとつ屋根の下」「Dr.コトー診療所」を手がけて中江功。
プロデュースは「西遊記」「わたしたちの教科書」の関卓也。
スタッフの実績も申し分なく、今回の月9ドラマに死角はないかに見えます。
久しぶりの野島作品なので、私は彼の代表作である「ひとつ屋根の下2」「聖者の行進」「人間・失格」をもう一度全話見直してみました。
⇒「人間・失格」が今のドラマと一番違う点
セリフの一つひとつが立っていて、ある時は波がうねるように見る者の心を奪い去ってしまう…。やはり、野島伸司は天才だなあという思いを新たにしました。
あの「家なき子」の“同情するなら金をくれ!”の名セリフも、野島が生み出したものなんですよね。
■野島伸司ドラマの詳細は⇒野島伸司の作品集
しかし、フッと頭に浮かんだことがあります。
それは亀梨和也が主演した「たったひとつの恋」の時に、ラブストーリーの天才である北川悦吏子が脚本を担当するから、大いに期待できると記事にしてしまったことを思い出したのです。
ドラマ好きな人なら、北川悦吏子のシナリオに一度は酔いしれたことがあるはず。
まさかその時は、あのような作品にしてしまうとは思いもよらなかったのです。
「たったひとつの恋」の欠点として、当ブログのコメント欄に書かれた意見として、多かったのは、一つは「古い」、二つ目は「設定がわざとらしい」でした。
⇒⇒亀梨和也に「同情説」!新ドラマも危ない!
結局は亀梨和也と綾瀬はるかの熱演にもかかわらず、数字は今ひとつ伸びませんでした。期待が大きすぎたために、大コケなどという厳しい意見も⇒entermeranking
今回の「薔薇のない花屋」の物語設定と人物配置に目を通すと、やはり、野島伸司の得意とするパターンが透けて見えます。
彼は知的障害をかかえる人とか車椅子の方とか、ハンディをしょった人物を出す作品が極めて多い。盲目の女性が雨宿りに来て、恋愛が始まるという発端は、ちょっと?と首をかしげたくなります。
野島作品の長所でもあり欠点でもあるのが、設定のあざとさです。
しかし、大きなテーマ性があり、セリフとか物語展開とかは素晴らしいので、ツボにはまると、センセーショナルを起こすほどの力を過去には生み出しました。
でも、北川悦吏子とか野島伸司がピークの時に人気を博した、ドラマの枠組みとかパターンは、正直もう古いような…。
★【動画】野島伸司のドラマ名場面集
動画1→Ranking
動画2→Ranking
動画3→Ranking
動画4→Ranking
動画5→Ranking
ですから、野島作品だからといって、まずハズレなしという計算はできません。むしろ、彼の持つ古さと得意のわざとらしい仕掛けが、若い人を中心に、感覚的、生理的な反発を受けないか、そのことが少し心配です。
野島シナリオのもう一つの特徴は、傑作と失敗作が極端に分かれることです。
一方では、北川や野島が得意とする、古典文学や名作映画を巧みに取り入れた、どこか文学の香りが漂うドラマを、最近少ないだけにぜひ見てみたい気もします。
本音を言うと、野島伸司には、失敗を怖れず、思い切った意欲作を書いて欲しいと思います。
時代も変わってきているし、この程度にまとめてみようか…などという安全策に出ると、むしろコケるように気がするのですが……。
いずれにせよ、野島伸司の脚本の出来不出来が、この月9ドラマの明暗を分けると言ってもいいようです。
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その通り!です。
野島作品「未成年」などの名セリフは他の脚本家には書けない!と断言できるほどの天才ぶりを発揮した作品が多いのですが・・
ここ何年か(木村拓哉プライド・TBSあいくるしいなどは)
古臭さが出てたのは事実。
彼は、小説家(スワンレイクなど)としてのほうが才能を発揮できるかと思ってます。
・・がこればっかは、始まってみないと。
なんせ未成年で障害者役をしっかり演じた香取君主演なので(彼の感性が野島作品に合っていると思うから)、期待大です。
少なくとも私は香取はミスキャストと思う。
シリアスな内容なのに、なっちが歌う主題歌がラテン調だったのも「?」だった。
野島伸二のファンなんですが野島伸二作品に香取は合わないのでショックです。
少なくとも私は香取はミスキャストと思う。
なんか精神的に変?って登場人物が多いと思う。
香取慎吾は天真爛漫な明るいキャラの方があってる気がするので、野島作品には合わない気がするし、なにより週始めの月9で、あんまり重いテーマのドラマは見たくならないな…。
「薔薇のない花屋」が、そういうくらいドラマなのかは分かりませんが。
「野島は古臭いか重い作品ばかりだ」
と言われたので見る気がちょっと失せました。
でもあのCMいいですよね。一話くらいみてみたいですね。
昨年スカパーで放送されてた94年の「この世の果て」を改めて見ましたが、あまりの
暗さにどんよりしました。
管理人さんが挙げられてる作品も当時見てましたが、あまりの暗くて重いストーリーに途中で挫折したものもいくつかあります。
いつも途中までは面白いんだけど、
後半やりすぎの感が否めません。
野島さんがドラマを通して何を伝えたい
かは分かります。
だけどそれが時にストレートすぎて、
あざとすぎて、目を逸らしたくなるときが
あるというのもまた事実です。
暗い作品ばかりではないのでしょうが、
今思い出される作品は全て暗くて重い話
ばかりです。
2008年の始まりは明るいドラマの方が
気になります。
同じ野島さんなら私は今は亡き野島尚さんの脚本の方が好きでした。
正しくは「野沢尚」です。
代表作は「青い鳥」「眠れる森」など。
ご参考までに。
亀梨くんのドラマはなんか微妙だったけど
香取くんは実力もあるし
いい作品なんだろうけど古く感じるし。
それに香取って俳優向きじゃないと思う…
釈なんか顔がちょっと怖いし。
ベテランの脇役だけでどうにかなるのかね?
昔は大ヒットメーカーだったけど、最近は「あいくるしい」や「ゴールデンボウル」等の視聴率的に失敗した作品も多いですからね。
香取さんの演技は好感が持てますが、「西遊記」しか見たことない子供は面食らっちゃうかもしれませんね。
役も逆だともう少し盛り上がると思うんですけどね
香取慎吾は好きだけど他は…
ちょっと楽しみですね。
わたしも竹内結子は傲慢であくどいイメージですが
逆にどう演じてくれるのか楽しみですね。
もともと木村さんが出てヒットさせてたものが多いのですから、今まで見てきた人達にとってはキムタクの真似ごとでは反感を買うだけだった。
もちろん脚本・演出も重要ですがやはり俳優さん達がどう魅力的に役を演じられるかが重要になってくると思います。
特に野島作品はそういう作品ではないかと。未成年はストーリーは痛々しくて苦手なタイプだったけど登場人物が皆人間味があって魅力的で好きだった。
今回の香取くんのは良い作品になるといいですね。
今でも録画を見返すくらいです。亀梨君のことも好きになりました。
自分が古いタイプの人間だからでしょう。
だから今度の野島さんの作品もとても楽しみです。
香取君の人にやさしくや西遊記での演技があまり好みではなかったので、今度のはどうかな、と関心があります。